ざぜん草は、オモダカ目サトイモ科の多年草です。
光背(こうはい:仏像、仏画をはじめ聖人などで体から発せられる後光をあらわしたもの)に似た花弁の重なりから、この植物が座禅を組む僧侶の姿に見えることが名称の由来とされています。
別名「達磨草」ともいうそうです。
温帯・冷帯の山岳湿地に生育し、北海道やその他の地域にいくつか群生地があります。
ざぜん草の特徴は、冬季が見ごろ(2月~3月)なのですが、この時期、雪が積もっている中で、周囲の氷雪を融解して雪面から花弁を現すことです。これは、ざぜん草の肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱(約25℃)が起こることで氷雪を溶かし、この時期に数の少ない昆虫を独占し、受粉の確立を上げていると言われています。
JRバス若江線の詳しいことは、
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