当社の高速路線バスにおいて、運転士が回送運転中に携帯電話を操作したことにより対物事故を発生させました。
お客様や関係する皆様にご迷惑、ご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

１．発生日時
2024年6月19日（水）7時28分頃

２．発生場所
阪神高速16号大阪港線　天保山出口付近（大阪市港区港晴5丁目付近）

３．当該バス
回送車両（JR奈良駅に終着後、大阪営業所に回送中）
ご乗車のお客様：0名

４．事象内容
　6月18日東京方面発、JR奈良駅行の「グランドリーム5号」が、終着のJR奈良駅へ6月19日6時38分頃に到着後、当社大阪営業所（大阪市此花区北港1-3-23）へ回送運行していたところ、阪神高速16号大阪港線の天保山出口付近の第2通行帯を走行中に、道路右側の側壁に車両右前部及び側面が接触し、道路設備が損傷しました。
　事故後の調査において、運転席右側に置いていた私物の携帯電話を、音楽を聴く目的で操作したことにより、ハンドル操作を誤っていたことが判明しました。
　周囲の車両や運転士を含めてお怪我をされた方は確認されておりません。

５．当該運転士
56歳（男性）　乗務経験20年7カ月

　運転中の携帯電話の通話及び画像注視は道路交通法で禁止されており、当社では運転士に対して運転中の携帯電話の使用の禁止について指導してまいりましたが、この度はお客様や関係する皆様にご迷惑、ご心配をお掛けすることとなり、大変申し訳ございません。改めて指導を徹底し、再発防止に向けて取り組んでまいります。